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珊瑚海決戦カードゲーム:デザイナーズノート(3)ゲームのスケール

.01 2019 ★珊瑚海決戦カードゲーム comment(0) trackback(0)
珊瑚海決戦カードゲーム 紹介

 ゲームをデザインするに当たっては、もちろん様々な要素を取り入れたり、参考にしたりするわけですが、その中で9Joeがとくにこだわるものの一つにスケールがあります。
 ゲームでスケールといえば、例えばマップの縮尺や、コマの表す(兵員数や車両数などの)規模や、ターンの長さなどがあります。スケールはゲーム性と直接関係しませんが、遊んでいてスケールのはっきりしているゲームはいろいろな意味でイメージが湧きやすく、データとしても興味深いですから、自分が作るときにももちろんそこは抑えるべきポイントになるわけです(ほら、そこ、また縛りか、って言わない!)。

 『珊瑚海決戦カードゲーム』を作るにあたって、カードの持つリソース的価値は何か、という事を考えたときに最初に思い当たったのは、デッキを航空母艦とみなしたときの艦載機でした。カード=艦載機という考えが浮かべば、カードの枚数を機数に合わせるのは必然というものですよね!
 というわけで、ゲームに収録している艦載機のカードの枚数は、作戦参加機体数を中隊単位(9機)で割って決めました。

 しかし普通に航空機数を9で割ってカード数を出すだけではダメでした。一つの山札で遊ぶゲームなので、1人のプレイヤーはおおよそ、その半分しか引けないからです(汗)。
 そこでデッキには倍の枚数を入れて、期待値的には搭載機数分のカードが回ってくるようにしました。確率通りに引けるわけではないので、戦闘機を多めに引いたり、爆撃機が僅かしか回ってこなかったりというようなことも起こりますが、そこはゲーム・・・・おっとと、そこは着艦した航空機の再稼働分や整備不良などの不確定要素が反映されているものと考えています。

 これにより日本軍は、戦闘機、爆撃機、雷撃機のカードがおおよそバランスよく含まれているのに対して、アメリカ軍はドーントレス爆撃機がとても多いといった違いがあります。
 そうした違いも楽しんでいただけたらと思っています。

(つづく)

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珊瑚海決戦カードゲーム:デザイナーズノート(1)発想の原点
珊瑚海決戦カードゲーム:デザイナーズノート(2)索敵の要素

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