ウォーゲーム日本史第24号『大坂夏の陣』を遊んでみる(3)

.20 2015 未分類 comment(0) trackback(0)
開戦とともに全軍突撃を敢行した9Joe大坂方。目標はもちろん、家康の首(盤外突破によるサドンデス狙い)。しかしその突破の中核となる幸村を中心とした真田隊は、中央に突撃するのでもなく、もちろん茶臼山で防戦するのでもなく、右に延翼機動しての迂回突破を狙います。

大坂夏の陣 ユキムラズ・ラスト・バトルズ プレイ中
(写真)赤色が大坂方。右上5つの一段濃い赤色が真田隊

対する東軍徳川方は果たしてどう出るか・・・

9Joeの予想では、敵正面になる中央先鋒(水色)、数もあり大坂方の側面に位置する右翼先鋒(肌色)、中央と右翼の間にあり隙間を埋める右翼二番手(黄色)の三つが行動予定になっていると踏みました。
真田隊の動きを止めに行けるのはこのうち中央先鋒(水色)ということになりますが、それをさせないために可能な限り部隊を接敵させ、出血覚悟でその動きを止めにいったのですが・・・・・

徳川方の出したチットはなんと緑色。増援登場のチットでした。

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真田隊の目の前、マップ端から続々と現れる伊達政宗ほか精強な部隊。数もかなりに登ります。
あっという間に兵の壁が出現し、完全に行く手を塞がれてしまいました。

絶対攻めてくると思っていたから、さっさと増援を出して数を揃えて勝負することにした、と言うではありませんか。

奇策失敗!・・・・しかし、これで終わりではありません。
突出した真田隊が相手から見ても壁になり、敵増援部隊はほとんど前進できず、登場した多くが中央本体の後ろ側に渋滞しています。これは思わぬ収穫でした。守りに回っていれば、増援のほとんどが難なく茶臼山付近まで展開できたでしょう。ある意味、一番狭いところを真田隊で塞ぐ形になったのです。
また中央では、敵部隊が動かなかったので、反撃を受けず、こちらが有利な状態を維持しています。

ならばいざ、攻撃です!
接敵した大坂方の浪人衆の駒を表にし、戦力を確認します。幸運なことに、前衛にいた浪人衆は優秀な者ばかりでした。いくつかの敵部隊を撃破、または退却に追い込み、敵戦線中央に大きな穴を開けることに成功します!

しかし、対する徳川方の次の行動もまた予想外でした。広がった穴を埋めるのかと思いきや、右翼(肌色)を全力で前進させてきたのです。狙いは明白、こちら側への盤端突破でのサドンデスを狙い、並行してこちらの前衛と後続を分断する腹づもりでしょう。
互いに右翼を突出させた・・・ゲームデザイナーが意図した図かどうかわかりませんが、バルジ(突出)の様相となりました。

大坂方三回目、1ターン目最後の行動です。敵とぶつかっている箇所が増えたので、このまま攻撃を続けることもできますし、もしくは敵と接触していない部隊だけを移動させることもできます。どちらかを選択することになるのですが、ここは移動を選択しました。

敵増援の出現によって迂回できる可能性が大きく減ったこともありますが、中央正面の部隊の攻撃が意外に効果が大きかったこと、そして真田隊の最大戦力である幸村にまだ機動できる余地があった事から、作戦を中央突破に切り替えることにしたのです。
幸村のスタックと、戦闘の結果敵を撃破してフリーになった浪人衆の中から有力なものをかきあつめ、今度は右から戦線中央に主力をスイングさせます。これは幸村ユニットの機動力のなせる技ともいえます。
血路を確保するために、前衛は予備も総動員して最前線に張り付きます。一方、右翼で突出した真田隊は今度は敵の動きを封じる囮係になりました。主攻軸が中央に切り替わったのは幸村の機動を見れば一目瞭然ですが、精強の真田隊が迂回ルートに圧力をかけ続ける限り、敵もおいそれと幸村を追うわけにいかないでしょう。

徳川方の最後の手番ですが、動いたのは中央二列目の部隊でした。中央前衛は戦闘に巻き込まれると予想して動かさず、最初から増援と第二列でカバーするという作戦だったようです。
損害多数で戦線の体をなさなくなった中央前衛にかわって、途切れた戦線を第二列が埋めにきました。

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迂回突破する目論見は外れましたが、状況は悪くありません。第2ターンも大坂方からの行動となり、戦いの主導権を握ります。正面攻撃で第二列がカバーしきれない戦線の隙間を、更にこじ開けに行きます。また真田隊も増援部隊に攻撃を行い、釘付けにします。後続も敵右翼に果敢に攻撃を仕掛けます。こちらでは、戦闘力0のあてにならない戦力がかなり混ざっていて状況は混沌としますが、もとよりこちらは幸村が突破するまでの時間稼ぎ。プレッシャーを掛けることが目的です。
戦線維持に注力する徳川は、中央第三列を動かし、戦線を補強。さらに混雑する増援集団から伊達政宗以下5騎の快速ユニットを捻出して中央部の後方を迂回して予備を作り出しました。
幸村の突破が速いか、伊達政宗が間に合うのか・・・勝負は第3ターンに続きます。

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