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ファンタジー・ボードゲーム『DORASURE(ドラスレ)』を遊んでみる

.31 2014 未分類 comment(5) trackback(0)
イラストはもちろん、コンポーネントがそそる『DORASURE(ドラスレ)』。
30分で遊べる、成長要素ありの協力型ボードゲームのポテンシャルやいかに!?

ということで三人で遊んでみました。

一人が選んだキャラクターは「グラディエーター」。ビキニアーマーの斧使いで、フィギュアが一番出来がいい感じ。体力が最も多くて再生能力付きという生存確率が高そうなのが選択の理由だとか。「あ、斧取れた!」。早速危惧が現実に・・・・やむなく瞬間接着剤で補修です。

二人目は「ハンター」。これまた女性キャラ。というか、選べるキャラクター5人のうちの女性二人が先に選ばれてしまいました。まあそれはよしとして、ハンターの能力はわりと普通。苦手がない、というところでしょうか。体力全回復するアイテムを持っているのが美味しい感じであります。

自分は残った「パラディン」「ニンジャ」「プリンス」から「パラディン」を選択。何を隠そう9Joeは甲冑者が大好きなのです。ソウルエッジならジークフリート一択という感じ。ちなみに甲冑者を「かっちゅうもの」ではなく「かっちゅうしゃ」と読むと「カチューシャ」みたいなのでいいですね(余談すぎ)。
パラディンは体力と戦闘力はちょい上ですが、回復アイテムは気分程度の性能なのでなんとなく微妙です。でもまあどこか光る感じかもしれません。

ちなみに、プレイヤー数によるシナリオ調整などはないようなので、この人選や三人というプレイヤー数がどう出るか見ものです。

基本的なプレイは、キャラクターごとに「移動」「冒険/探索/挑戦/休憩」の繰り返しです。
それだけ書くと単純そうですが、移動にはユニークなシステムが使われていて、地形ごとに侵入に必要なダイス目が決まっており、キャラクターごとに決められた数だけ振ったダイスの出目を割り当てて進むようになっています。ちょっと例示がないとわかりにくいかと思いますが、要は、すごろくと同様に毎ターン決まったマス目だけ進めるわけではなく、かつ地形によって進める距離が変化するということです。
そのため、街道を行くならすいすいといけるのに、森を越えようとするととたんに移動失敗なんてことになりえるのです。
この移動距離の変化がどのような影響をもたらすかというと、ミッションの進行スピードに直結します。

このゲーム、協力して何をなすのかというと「ドラゴン退治」なのです。そりゃあもうタイトルが「ドラスレ」ですしね。
ドラゴンとはプレイヤーがだいたい30ターン弱手番を消化すると対決することになるのですが、これがまた強力で簡単に勝てる相手ではありません。そこで必要なのがドラゴンの巣穴を捜索して、使えるアイテムを手に入れたり、または奇襲攻撃でダメージを与えておくこと。巣穴はマップ上に五ヶ所あり、散らばっているのであちこち移動する必要があるわけです。だから足が速いに越したことないわけです。
なんせ、巣穴を攻略するのにも手番が必要なので、移動にそれほど時間をかけていられません。

脚が速いのはニンジャだったのですが、今回はいないのでみんな普通に巣穴を目指します。

ドラスレ(DORASURE)写真
▲ドラスレ、プレイ風景

巣穴にはランダムで決まる試練が配置されています。スタート地点に最も近い巣穴に到達し意気揚々とハンターがめくると、そこにいたのはキマイラ。魔物としては弱い方ですが、戦うたびにダメージを自動的に食らうのがやっかいです。ハンターの能力では、倒せないこともないですが、確率的には25%くらい。微妙です。

そんなんときこそ「協力プレイ」です。他のキャラクターが同じ目標に隣接していたら、協力してこれと戦えます。それなら確立も一気に上昇というわけです。9Joeのパラディンもそこを目指すことにします。

ところが、何をのたまうかハンターはキマイラ退治をこちらにまかせて次の巣穴に探索に行ってしまいました。こらー! しかたなくグラディエーターと協力してキマイラを退治。で、退治自体はすんなりだったのですが、ダメージを貰ってしまいました。グラディエーターは放っておいても平地にいれば勝手に回復していくのですが、パラディンは移動を少々犠牲にしないと回復しないので先々心配です。
モンスターを退治すると今度はそこの財宝を見ることができます。あったのは「竜の財宝」。これは各キャラクターの特殊能力を使えるようにするフラグ・アイテムです。よし、これでパラディンは「白銀の盾」が使えるぞ!

「白銀の盾」はドラゴン・ランページを一回だけ無効化する技。ドラゴン・ランページとは、ドラゴンの特別なアクションで、キャラクターに対するドラゴンの攻撃を表しています。探索中のキャラクターに対して行われる時もありますし、最後の対決でももちろん炸裂します。

実はこうして移動したりしている間にも、時々ドラゴンがやってきてキャラクターに攻撃を仕掛けていくのです。ターゲットになるのがなぜかパラディンばかりなので、体力は決して少なくないパラディンですが、しだいにやばくなってきました。
このゲーム、ドラゴンとの対決まで進まないうちに一人でも脱落者を出すとゲームオーバーです。あまり役に立たない回復アイテムを使いながらほうほうのていで2つ目の巣穴に到着しようとした矢先。ハンターが探索した巣穴の試練は「テレポートの罠」。ハンターは一人スタート地点の都市まで逆戻りしてしまいました。
都市に戻ったハンターは、ちょうどいいやと休憩をとって体力を回復。こちらは一人巣穴の前に放って置かれてこれまたどうしたものかというところです。テレポートの罠を解除するには探索能力が必要ですが、パラディンでは不足。やむなく、近くの村に立ち寄って体力回復に務めることにしましたがこれが不幸というか罠というか。
グラディエーターが移動のために振ったダイス目が運悪くドラゴン・ランページを誘発。ドラゴンがその村を焼き払ったおかげで、更にダメージを受ける有り様。いよいよもってゲームオーバーがちらついてきました。

こうなるとゲームオーバーを回避するためにパラディンは別の村に向かって静養モードに。のこったハンターとグラディエーターがうろちょろしますが、3つ目の巣穴も試練がクリアできず、とかやっているうちにドラゴンとの対決までゲームが進んでしまいました。

結論から言えば、ドラゴンに3分の1ぐらいしかダメージを与えることができずプレイヤーの敗北でした。「白銀の盾」とかハンターの「ベノムバレット」とか技も使ったのですが焼け石に水。ま、そりゃあ最大五人のところを三人で挑もうというのが土台無理ってもんですよね。

でもドラゴンに村を焼かれたタイミングがあまりに良すぎた(悪すぎた)のはドラマチックでしたし、きっちり全部隠れ家探索できたら勝機ももう少しあったと思うので、もう少し要領よくやればキャラクターも成長したと思う(プレイヤーの人数が少ないほど各キャラクターは成長のチャンスが多い)ので違っていたでしょう。次回は足の早いニンジャとか、成長の早いプリンスとかも使ってみたいところです。

でもこの絵いいなぁ。

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リソースの回復と体力の回復を混同されていませんか。最初は書き間違いかと思いましたが、グラディエータの回復はあってたので
2015.03.05 23:43
9Joe
> リソースの回復と体力の回復を混同されていませんか。最初は書き間違いかと思いましたが、グラディエータの回復はあってたので

コメントありがとうございます。ゲームは今友人に貸してしまっていて、手元に無く、ルールの確認ができません。プレイ自体ももうかなり経つのでどんな感じだったかうろ覚え(汗)。けれど、先日大阪のゲームマーケットではたくさんの方が遊んでおられて、エキスパンションも出ていたようで結構人気ですね。帰ってきたらその辺り確認しながら、また遊んでみたいと思います。
2015.03.09 23:52
うめ
子供(3年5年)と出来る、協力型ファンタジーゲームを探している者です。現在ドラスレが候補にあがっていますが、似たようなものでアンドールの伝説、指輪物語があるようですね。アンドールはチョット難しそうですし、指輪物語も現在手に入りません。ボリューム的にもドラスレが一番良さそうなのですが、すごろくやさんの解説を読むと、10才以上でありながら、”大人向け”と書いてありました。そこで質問ですが、

ルールが難しい。(やることが多い)
シナリオ(シナリオというものがあればですが・・)を読むのに理解が難しい。
ドラゴン退治が難しい。
そもそもテーマとして子供向けではない。
システム(協力ゲーム)として子供向きではない。

等理由は様々だと思いますが、どれにあてはまりそうですか?
それと、絶対拡張はあった方が良い、といったゲームでしょうか?宜しければ教えて下さい。




2015.09.03 19:42
9Joe
9Joeです。記事読んでいただきありがとうございます!
ドラスレですが、まったく個人的な感想になりますが

1)ルールのボリュームはそう多くはない(12ページなので少なくもない)のですが、例示とか解説とか無駄なものは何一つ無いので、見た目より重いです。三年生にはちょっと覚えきれないかもしれません(もちろん個人差有り)。感覚的には中高生向けです。わかっている大人1人がいて、子供達に説明するのが前提なら、10歳でも遊べます。

2)テーマは子供でも問題無いです。ビジュアルもいいので、子供受けはいいです。

3)協力型ゲームなのでプレイヤー全員が力を合わせないとクリアは難しいのですが、協力プレイをシステムがサポートするわけでなく、ほぼプレイングに依存しているので、目的を忘れて好きに冒険するものがいたり、ゲームの展開など考えずに無茶するものがいたりするとそのセッションの難易度が無駄に跳ね上がります。そういう部分を解決するためには大人のプレイヤーがいるほうがいいというのはあります。

4)基本セットにはシナリオはありません。セットアップがランダムで、プレイヤーとキャラが違えばシナリオ(ゲームの経過)は変わるという考え方です。何度も遊ぶにしてはバリエーションが少なく感じる人も多いと思います(9Joeはそう思いました)。追加キットの内容はよく知らないのですが、キャラクターが増えたりするならば最初からあってもいいと思います。

以上、まったく個人的な感想です。

余談ですが、メタルフィギュアは超かっこいいんですが、プラやゴムと違って子供は簡単に壊してくれますので、扱い注意って点でも大人向けかもしれません。
2015.09.05 15:25
うめ
返信有難うございます。ちゃんと楽しめるような年齢は中学生以上、ということですね。確かに我が家は壊すの得意ですし、勝手な行動にも走りやすいです。そういう意味でも”協力型”というゲームを通して、協調性を・・・と教育的な意味もあるのですが、やはり協力型ゲームはどれも難しそうですね。フィギアも素敵そうですしモチベーションも上がるかなと思うのですが・・・う~ん、正直自分用に欲しいというのもありますね。他にも色々調べてみたいと思います。大変参考になりました。
2015.09.05 19:02

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