GMのいらない人狼ゲームを遊んでみた

.12 2013 未分類 comment(0) trackback(0)
ちょい前ですが、ちょっとかわった人狼ゲーム、『demokratie(デモクラティ)』を遊んでみました。制作者は4Gamersでお馴染みのライター徳岡正肇氏。確か最新作は『無慈悲な鉄槌』だったと思いますが、自分が持っているのは『プロージット』『Tank-show!』『民主ハラペーニョ共和国の五家族』そして『demokratie(デモクラティ)』までです。たしかどれも500円だったかな?

demokratie.jpg

毒杯をあおり合う『プロージット』を酒の席で遊べればと狙っていたのですが、なかなかなそんな機会も来ないまま、近頃の人狼ブームに乗ってこちらを遊ぶことになりました。

テレビの影響もあって急に広まった人狼系ゲームですが、これ意外にハードルの高いゲームです。
まず、プレイするのに人数がそれなりに必要です。基本の『タブラの狼』では9名以上必要で、この時点で遊ぶプレイヤーを選びます。つぎに、ゲームの調停者(ゲームマスター:GM)が必要なこと。自分がゲームをしたくて人を集めても、結局はプレイヤーになれないという事も有り得ます(TRPGのよう)。そして定石やセオリーが多く、プレイヤーがそれを守らないとゲームが壊れるというところ。さらに脱落式という点も初心者に厳しいと思っています。

そんな人狼ゲームの様々な欠点ともいえる部分に手を入れてみようという野心的な作品が『デモクラティ』である、と9Joeは見ています。

まずプレイヤーは一応10人まで遊べるとなっていますが、ルールに書いてあるとおり、5〜6人がベストです。このゲームでは人狼ゲームにおける役職が10人分用意されているのですが、未使用役職の処理がプレイに盛り込まれている関係で、むしろ全部プレイヤーが担当しないことで一風変わった展開が楽しめるのです。
またゲームの終了条件の変更により、プレイヤーたちはいつでもゲームを終了させることができ(協議の上ですが)、そこで勝利判定をすることができることになっています。これはプレイ時間を手頃にするだけでなく、ゲームマスターを必要としない仕組みとつながっています。マスターを不要とするために、ゲームのルールはシンプルになっていて、また協議方法にも独特の方法が取り入れられているので口のうまい人が圧倒的有利ということもなく、また「ずる」がしにくいようにも思えます。

もちろん、少人数向けで役職が少ない(最近の人狼亜流は役職のバリエーションがとても豊かですので)ところは、人狼フリークの方からみて物足りなく感じるでしょうが、逆にそういった点も含めて、人狼ゲーム初心者にとって遊びやすいゲームなのではないかなと思いました。
しいて言えば、テーマはあまり大衆向きではありませんが・・・・

『デモクラティ』では、探されるのは、狼ではなく未来の独裁者という設定です。将来芸術を弾圧する独裁者になるものを仲間のうちから探し出して殺すのが目的。狼男はファンタジーですが、こっちはSFの雰囲気ですね。もと画学生の独裁者、といえば第二次世界大戦の原因を作った・・・・もうお分かりの人物がモチーフ。だからこのゲームは「ヒトラー人狼」と言われるのだそうで・・・逆に、その歴史的背景にぞくっと来る人にはこのゲームお薦めかもしれません。

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