ルールのデバンキング

.08 2011 未分類 comment(2) trackback(0)
「じゃあ、この駒をこっちからこっちへ動かしますね」
「ちょっとまって! それって出来ないんじゃないの?」
「でもルールにはできないとは書いてないよ」
「いや、しかしこのタイプのタイプゲームでは普通禁止事項じゃないか?」
「でも、ルール通りだと可能だよね?」
「でも客観的に見ておかしいでしょ。あっちのゲームではさ・・・」

こんなやりとりってよくありますよね。TCGとかだと相手のカードの打ち消しのタイミング、シミュレーションゲームだとZOCや補給などでよくこういう会話がなされます。
総じて新シリーズの一作目や、コンパクトなサイズのゲームで多い気がします。
前者は単純にルールの練り込みが、シリーズ最初ということなどで甘かったりすることが原因だったりしますが、後者の場合はルールを短くするために生じた欠落なのか、それともルール通りで正しいのかを判断するのが難しいので、自然会話も紛糾することになります。特にその判断に勝敗がかかっている場合(笑)。

最近読んだwebの記事でこういうのがありました。

[リンク]忘却からの帰還
記事:デバンキングハンドブック(2)

記事の内容は、誤情報の扱いの話ですが、ここで興味深いのは、たとえ誤情報であっても「身近になると、情報を真実として受け入れやすくなる」という部分、そして誤った情報を与えない理想的な手段は「誤情報にまったく言及しないこと」という点です。

つまり、何かというと、デバンキングの考え方はゲームのルールにも適用できるのではないか、ということなんです。
単に「欠落している」のみではなく「わざと触れない」という意図のもとに「書かれていない」ルールも存在するのじゃないか・・・と。

9Joeもゲームを作るとき、知らなくていい/存在しないルールについては、あえてそのようなことを書かないようにしています。例えば、「打ち消しのカードは、直前にプレイされたカードの効果を無効化するだけで、手順を巻き戻して逆順で解決するわけではありません」とか「移動先が敵に隣接するヘクスだと停止しなければならないだけで、元いたヘクスが敵に隣接するへクスであるかどうかは関係ありません」といったものです。ルールが多くなるので、遊ぶにも作るにもそれが嫌というだけなんですけどね。

でも似たゲームをたくさん遊ぶ人は、ルールを混同しないためにも、こういった説明があるほうが喜ばれるのかなぁ。

ホセマリア
ルールの穴探しは不毛だから嫌いです。
でも、ゲームそのもの研究よりもルールの穴探しで勝つっていう人いるんですよね。
基本的な部分で欠陥がある訳ではないけれど、そういう不備で
不毛なプレイをさせられると一気にやる気無くなりますから、、
大変だとは思いますが、可能な限りの規定は欲しいです。

だけども、あくまで補足として基本ルールとは切り離さないと、
ルールが巨大化するといきなり敷居が高くなるのも困ったものです。
2011.12.09 14:30
9Joe
> ルールの穴探しは不毛だから嫌いです。
> でも、ゲームそのもの研究よりもルールの穴探しで勝つっていう人いるんですよね。
> 基本的な部分で欠陥がある訳ではないけれど、そういう不備で
> 不毛なプレイをさせられると一気にやる気無くなりますから、、
> 大変だとは思いますが、可能な限りの規定は欲しいです。

そうですね。ビッグゲームとかマルチとかだと、ショックは大きいですよね。
やっぱり、書いてある方が親切なんでしょうね。

> だけども、あくまで補足として基本ルールとは切り離さないと、
> ルールが巨大化するといきなり敷居が高くなるのも困ったものです。

とはいうものの、そこまで大がかりなゲームはまだ完成させたことがないのですがw
2011.12.09 19:11

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