インディーズゲームに思う

.18 2010 未分類 comment(6) trackback(0)
大変勉強になるサイトでちょくちょく拝見させていただいている“おの”氏のサイト「Table Games in the World - 世界のボードゲーム」。数日前の記事で興味深い内容のものがありました。

[リンク]Table Games in the World - 世界のボードゲー
記事:インディーズゲームを扱う問屋

在庫を抱えなくてすむように50~100部しか作らないといったことが国産ボードゲームの高騰の一因になっている、という書き出しで、海外の問屋の例を挙げて、国内でもゲームマーケット後に在庫を引き取って一定期間専門店に卸すという構想があり、これがうまくいけば単価の引き下げが期待できるとまとめていました。

国産ボードゲーム、というものがどこまでを指すのか分かりませんが、おそらく記事のタイトルと関連するところであるならばインディーズゲーム=同人ゲームを指しているのでしょう。同人誌がそうでしたが、同人ゲームも見栄えの良い商業印刷ものが増え、それが価格の上昇につながっているのだと思われます。

現在の価格が高いかどうか、についてはまた機会があれば検証するとして、これを問題とする空気が広がっているのは感じます。そこで、小ロット製造高価格から、一定量製造低価格へ路線を変えさせるため、今回の記事になっていた流通上の取り組みである同人商品の販路拡大や、印刷会社による同人向け低コスト製造、小売店の委託販売などの取り組みが行われています。

では、それら周辺環境が変化すれば、製造数は伸び価格は下がるか、と言えばそうとも言い切れません。

多分に個人差があるでしょうが、「これでもう間違いない、大量に作っても大丈夫」と決心できるアマチュアはそう多くないのではないでしょうか。ここでいう大量は、50や100を少ないとする大量です(つまり500とか1000ということです)。マンガや小説などはある程度自己完結するものですが、ゲームはプレイされることによって進化する部分が多々あるので、また手を加えなければならなくなるかもと思えば大量製造はなかなかできないように思います。また自分は満足していても、流通が扱ってくれるという保証はどこにもなく、よほど実績のある人でもなければ確証を持って大量製造に踏み切れないのではないでしょうか。

ぶっちゃけ、自分が初期ロットで100以上作れる自信がないだけなんですが(笑)

ウチガネ
地盤のないままいきなり商品を市場に晒して1000個というのはぶっちゃけ現実味のない話ですよねー。
せっかくプロではなく同人なんですから、その強みとして無料配布なりなんなりで、ある程度は購買層やマーケットの見込みを立てることは出来るはずですよね。同時にここで信用も買えるわけですし(現にiPodアプリの売り方がそうですよね)。
各言うウチガネもゲーム無料配布やサポートは視野に入れてますし、今後予定している動画配信なんかも売るための布石です。あとは・・・じつはアナログゲームってどんどんオンライン化してるんですよね。(前回のAラジ参照)
その波を作ってるのって消費者側なんですよね。そっちにニーズが有るならば、その波に乗っかって流通経路も変得て行くべきなんじゃないかと思っています。
あ、あくまで個人的にですがw
2010.06.18 09:57
9Joe
ウチガネさん、こんにちはw
まったく、おっしゃるとおりですね。確かに現実味のない話です。もしかしたら元記事が指しているのは違うものではないか、とも思えなくもありません。

無料配布でマーケットの見込みを立てて、それから数を作る。いい方法です。自分は小遣いも少ないので(苦笑)ハンドメイドの廉価版販売から始めようかしら。

まあ案外、ハンドメイドもコストがかかるもので、もちろんモノにもよりますが、ケントボードやらシールやらプリンターのインク代とかで、一個あたりの製造原価は計算すると商業印刷より高くつくこともあるんですよね。後、時間。切ったり貼ったりで1日1個とかしか作れなかったり。そういう場合は、いっそ商業印刷のほうがいいのかもとかなやみますね。

ただこれは既存の形のゲームの話。ウチガネさんが構想されている企画のような新しい形のものであれば、事情はちがうでしょうね。表現のために形は問わない、というニーズは多いはずですから、いろいろな意味で期待しています。

しかし、たしかにオンラインツールもよくなってますねぇ。前のラジオ聞いて、ちょっと自分も使ってみたくなりました。
オンラインセッションは一度もやったことありませんが(笑)
2010.06.18 23:20
ウチガネ
あ。ごめんなさい。完全にオンラインで考えてました。
無料配布って言うのは、トークンやらカードやらマップやらをPDFか何かで配布して、「プリントアウト~組み立ては買った人でやってね(はぁと)」っていう発想でした。
ほぼセルフサービスなので、商品にもそこそこのインパクトが必要になってきますが。。。
2010.06.19 14:29
9Joe
> あ。ごめんなさい。完全にオンラインで考えてました。

いえいえ。ゲーム創作という範囲で考えると、確かに手段は広がってますよね。これまでの制作、流通の枠組みがなくなることはないでしょうが、主体が移動することはあり得ますし。電子出版などはその例かと。
2010.06.25 00:47
ホセマリア
横入り失礼します。

昔、タクティクス誌とかシミュレーター誌とか、そういうのに
縮小マップとユニットリスト付けて発表されたゲームとか
私はデザイナーズキットでセコセコ製作してましたよ。
やってみたいと思わせるだけのインパクトさえあれば、
ダウンロードして製作するのを厭わない人だって少なくは
ないと思います。

可能性を広く取ってみれば、意外と間口が広がって成功の
確率って上がるんじゃないでしょうか?

ま、アナログゲームである限り、成功の意味するものは
商売でぼろ儲けって事はありませんけどね。。。(涙
2010.06.25 07:21
9Joe
> やってみたいと思わせるだけのインパクトさえあれば、
> ダウンロードして製作するのを厭わない人だって少なくは
> ないと思います。

いつも応援ありがとうございます。
そうですね。そういうインパクトあるゲーム・・・ものによってはゲームの枠にすらとらわれない「遊び」を思いつきたいものです(笑)
2010.06.28 21:03

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