「ソフトウエアは工業製品ではない」に思う

.16 2009 未分類 comment(2) trackback(0)
プログラミング言語「Ruby」の開発者であるまつもとゆきひろ氏の「ソフトウエアは工業製品ではない」という講演が@ITで紹介されていましたが、とても興味深いですね。
要約すると「大量生産するものではないし、部品の組み立てのような行程もなく、効率化しようがないプログラミングという仕事は、製造業で言う“設計”に相当する」ということですが、まったくその通りだと思います。
プログラマーという職種は給料が安い割に労働が過酷ということをよく聞くわけですが、それはソフトウエア開発を製造業と同じように考えるからなのでしょうね。製造業における効率化は生産力の上昇に同義で組織の成長を促しますが、ソフトウエア開発に効率主義を持ち込むと品質か労働価値を犠牲にするしかない。結果、業務報酬が低下し、人材も育たないというわけです。ソフト開発が海外に流れていることとも無縁ではないのでしょう。

で、これはデザインの世界にも通じますよね。

グラフィックデザインやWebデザイン(htmlを扱う時点でプログラミングに近いともいえますが)なども、仕事のハードさの割に対価の低い仕事です。しかしこれも製造業ではなく設計の仕事だと見なされていないことが一因のように思えます。

で、ゲーム作りが趣味の自分としては当然・・・・

ゲームデザインはどうなの? と。

幸いにも、アナログゲームにおいては、デザインの価値はまだ高く評価されているように思えます。
時折アナログゲームを普及させるためにもっと値段を安くすべきといった声を聞きますが、価格がデザインされたもの・・・・つまりゲームシステムの設計・・・に対する対価を含むと考えると、今の市場価格はまだ適正な値段であるように感じています。

ただ、無料で遊べるコンピュータゲームが増え、ゲームを作るためのツールも充実してきていることを考えると、ゲームデザインの価値も今後は変わっていくのかもしれませんね。

剣 はじめ
あぁー・・・・

深いっすね。

無料ゲームなどの存在を思い、

自作ゲームの対価の事を考えると怖いですね。

何なら〇円で、何なら〇〇円なのでしょう・・?

これだけ時間を掛けたから〇〇円。

これだけ面白いから〇〇円。

目には見えない努力の対価・・・・・

自分のみぞ知る!!って感じでしょうか?

本当に難しく、怖いお話ですね。
2009.04.16 21:10
9Joe
ネトゲや携帯アプリは、かなり無料化が進んでますからねぇ。
そのせいか同人ものも、昔より割高感を感じますしね。
難しいですねぇ。
2009.04.17 20:16

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