『燃えよ冷戦 』と『しぐさコレクション』を遊んでみる

.26 2017 未分類 comment(0) trackback(0)
ゲームマーケット2017神戸の新作『燃えよ冷戦 〜俺達の終末時計〜』を遊んでみました。
プレイヤー全員は米ソ時代の国の重要人物となって核戦争を回避するために力を合わせる協力型ゲームです。ただし! もし核戦争が起こったとしたら? その場合は、核戦争の引き金を引いたプレイヤーの敗北となり、他のプレイヤーは勝利します。

燃えよ冷戦
▲『燃えよ冷戦 〜俺達の終末時計〜』プレイ中

このゲームでは、「終末時計」というサブタイトルから推測される通り、20分前からスタートする時計を0にしないように、各プレイヤーは考えながら手札を必ず消化しなければなりません。手札には、事件名と消化する時間が書かれていて、「朝鮮戦争」や「中東戦争」などが出されるたびに残り時間がどんどん減っていきます。なかには「ヘルシンキ・オリンピック」「モスクワ・オリンピック」などの消化時間0という平和的カードもあり、できればそういうカードを切りたいところですがいつも手札にあるわけではなく、またそうしたカードが使えなくなる「オリンピック・ボイコット」などのイベントも発生するため、泣く泣く「SSBN」を配備したり、「カストロ」が登場したりして、さらに世界は危機に近づいていきます。そうならないために、イベントを無効にする「外交努力」のカードもあるのですが・・・・

写真では、時間を記録するために近くにあった囲碁盤を使いましたが、TCGのライフカウンターでもメモと筆記具でもなんでもいいのであると便利です。

米ソの冷戦時代を知らない人にはピンとこない事件名ばかりですが、ゲームのルール自体はシンプルで小学生でも遊べます。「ナセルってなに?」「プラハの春ってなに?」と質問する子供に、親が「それはね・・・」と説明しながら遊ぶ知的な時間も一興かと思います。もしくは携帯で検索しまくるか(笑)


ちなみに、この日は同じ徳岡正肇氏デザインの『しぐさコレクション』もプレイしました。

しぐさコレクション
▲『しぐさコレクション』プレイ中

このゲームの設定の詳細は、現物のルールを読んでいただくほうが面白いと思うのでかいつまみますが、各プレイヤーは伝統の「しぐさ」を用いて、堕落した「深海しぐさ」の蔓延を防ぐのが目的です。毎ターン公開される「深海しぐさ」(内容には「怠惰」「嫉妬」「暴食」などがあります)に対抗するのは、伝統あるしぐさ(の中からおそらく厳選されたに違いない)「革命しぐさ」「サイタマしぐさ」「ヴァルハラしぐさ」の三種類!

革命しぐさには、「立てバンコクの労働者よ!(タイ王国によける伝統的な革命しぐさ)」「銃口から政権が生まれる(選挙戦を勝ち抜くために銃器会社から献金を受けるしぐさ)」など。
サイタマしぐさには、「スッゾコラー!(色々長いので説明省略)」「ハイクを詠め(以下ry)」など。
ヴァルハラしぐさには、「小便は済ませたか?神様へお祈りは?」「僕はこの世界に許されていない存在だから」など、どこかで聞いたような有名なしぐさが並びます。

深海しぐさとの勝負は、それぞれのしぐさの「伝承者」数で決まり、伝承者数の多いほうが勝利します。そして勝利した場合、その伝承者数が最終的に得点になります。
ただし!
ゲーム終了時に勝利するのは、伝承者数のもっとも少ないプレイヤー! 「伝承者が少ないほうが、より貴重な「しぐさ」の流派であるのは歴史的にみて自明(ルールより)」だそうで。

いかに点数を稼がないか(しかしまったく稼がないと負けになる)、という変なゲームですが、カードテキストが秀逸なのでネタに一度は仲間内で遊んでいいゲームだと思います! 安いしね!


さて、いよいよ次は『Panzer Witch』(ボンサイゲームズ)の予定です。

ゲームマーケットのゲームをプレイしていて思ったこと(2017年3月18日)

.24 2017 未分類 comment(0) trackback(0)
『燃えよ冷戦』の予定でしたが、ちょっと変更して今回ゲームをプレイしていて改めて思ったこと。

書かれている対象年齢が、上はともかく、下は正直かなり無理があるのが多いな〜ということ。

今回10歳の子供に10歳から、8歳からと書いてある同人ゲームのルールを見せて、「読める?」と聞いてみたら、学校で習ってないという漢字が頻出で、読めても意味はわからないと話してくれました。購入するときに、特に年齢の低いお子さんがいる親は、対象年齢をかなり気にすると思うんですが、結構あてになりません。

もちろんまったくいい加減ではないと思います。おそらく、インストはもちろん、点数計算、細かな細則の確認や処理とかはほぼ大人がやるという前提で、ただゲームに参加は可能というレベルでプレイ可能年齢を設定しているのでしょう。が、それだと「子供同士で遊んでね」とは言えないゲームもあるでしょう。

9Joe的には、対象年齢10歳、8歳からというゲームに関しては、ルールやチャート、カードなどの漢字については注意しています。また、最初のインストはともかく、その後は対象年齢内で教えあってプレイできることを基準に、年齢設定したいと思っています。ルールの字の大きさとかも気にしています。漢字によみがなをふるのは、正直かなり面倒くさいんですけどね!

さて、次回こそは『燃えよ冷戦』です。

『星を渡る』(Spieldisorder)を遊んでみる

.22 2017 未分類 comment(0) trackback(0)
ゲームマーケット公式ブログで写真を見かけ、SF好きの9Joeとして注目していた『星を渡る』。星座のカードとすごろく風のトラック。〈その「彼」が★に還る日がやってきました。(中略)一番上手に「彼」を★まで飛ばせるプレイヤーは、いったい誰?〉というキャッチフレーズ。これは宇宙旅行の雰囲気を感じさせてくれるゲームではなかろうか? という期待感で購入しました!

さて、開封後セットアップしながらルールを説明していきましたが、途中幾つか障害に遭遇してスタートは断念。一度休憩を入れてから再度ルールの解読を開始しまして、それからようやくプレイにこぎつけることができました。

ゲームマーケット2017神戸 星を渡る
▲『星を渡る』プレイ中

非常に珍しい、というか奇特な設定。まあ、恐れずに言えば、「クレイジー」である。プレイヤーが5次元人、というあたりはともかく、星座カードを手に入れるために使うコーヒーカード、プレイヤーの優先度を決定するための基準となる等級をアップするためにつかうヒトデとか。9Joeの薄弱な想像力にこれでもかとダメを出すかのような設定に笑わにはいられません。このあたり『らあめんだいすき、小杉さん』http://9joe.blog39.fc2.com/blog-entry-777.htmlにも通ずるものがありますが、もはや思考の中で再現できる領域を超えていました、この設定。

星座カードのデザインや、そこに載っているデータ、また夏の大三角などの点数設定などが、星々に感心ある人にはたまらない感じで、カードを見るだけでもニヤニヤすることは間違いありません。ちなみに、プレイするときはそこそこ場所をとるので注意です。

さて、次は『燃えよ冷戦』(徳岡正肇)です。

『STARTUPS(スタータップス)』(オインクゲームズ)を遊んでみる

.21 2017 未分類 comment(0) trackback(0)
この『STARTUPS(スタータップス)』は、秋のゲームマーケットでの新作だったそうで、いわゆる準新作ということで売ってました。

このゲームは、企業への投資をテーマにしたカードゲーム。ゲーム中に登場する企業は6種類で、その企業のカードをより多く手元に置いたひとが、そうでない人からお金を集めることができるという割とシンプルなゲームです。その企業のカードを持っている人が、その持っているカードの割合にしたがって、トップ目の人にお金を払うというのがポイントで、まったくカードを持っていない人は払わなくて済みます。つまり、下手に競争して負けると支払う金額が大きくなるので、手の引き際が肝心。とはいえ、手札次第では最後に逆転できる可能性もあって、競合が少ないと油断していると痛い目を見ることもあります。

ゲームマーケット2017神戸STARTUPS
▲『スタータップス』プレイ中

ルールを読んでその場でプレイ可能な難易度はさすが同人大手のオインクゲームズの手堅さというところでしょうか。小学生二人を相手に2ゲーム遊び、わりと好感触。何かのゲームのつなぎや、頭の切り替えにちょうどよい手軽さのゲームです。後もひかない感じですし。

それよりも、9Joeが気に入ったところは未来有望な企業に投資する、というテーマですね。登場する会社には、ビールメーカーやゲームメーカーなんかもあるんですが、宇宙開発企業なんかもあって、別段ゲームの点数には何も影響ないんですが、そこに投資したいなー、買い占めたいなーと思わせる何かがあって、その企業マークも動物があしらわれているのもデザイン的に気に入りました。あと、このゲームの箱には、お金のチップが「ばらした状態」で山盛り「つめこまれて」いて、満足感がわりとあります。

「投資」という言葉がなんとか通じる相手であれば説明は簡単。そうでない小学生でも遊べるので今後も出番はありそうです。

さて、次はゲームマーケット2017神戸の新作『星を渡る』です。

『INSEIDER(インサイダー)』(オインクゲームズ)を開封してみる

.19 2017 未分類 comment(0) trackback(0)
全国的にゲーム三昧確定の三連休。9JoeもひなP姉妹とともにゲームマーケット戦利品の開封の儀式を敢行しました。もちろん事前のルール読み込み、とかはなし! いきなり目の前で開けて、その場でゲームを読んでプレイ可能かどうかもチェックするのです!

最初に開けたのは、「人気で在庫切れになってましたがようやく再生産できました!(意訳)」という呼び込みについ買ってしまった『INSIDER』(オインクゲームズ)。言葉を濁さずに言うと、オインクゲームズのゲームはうちの会社の同僚に評判が良くなくて(潜水艦のゲームとか)敬遠してきたんですが、売り子さんの説明によれば「簡単に言うと推理ゲームです」ということだったので、推理ゲームに感心高い9Joeとしては買わないわけに行きません。

そんなわけで早速出してみたのですが、「あ、これは3人ではプレイできないな・・・」。

箱にも4人以上と書いてありましたが、なるほど、ゲームマスターがいるタイプだったのですね。それでもまあ、出した以上は、どんなゲームかを皆に説明・・・・

ゲームマーケット2017神戸 INSIDER
▲『INSIDER』がどんなゲームかをあられを食べながら説明しているあられもない写真

ゲームは前半パートと後半パートに分かれています。前半では、デッキが示すお題を全員で当てるゲーム。マスターは判定者となります。お題は「マンガ」「どんぶり」「太陽」「自転車」「ギター」などさまざま。マスターは、「はい」か「いいえ」しか言えないので、まわりは大きな質問からはじめて答えを絞っていかなければなりません。「それは生きていますか?」とか。ゲームには砂時計が入っていて、その間に答えにたどり着かないと全滅になります。これ結構時間制限的に厳しいと思いますが、マスター以外の中に一人だけ答えを知っているプレイヤーがいるので、うまく誘導すれば答えに近づけます。
ズバリ答えを言ってもいいんですが、そこには危険が。それは後半パートが、「答えを知っている一人=インサーダー」を多数決で推理するゲームになるからです。ここで正体が特定されなければインサイダーの勝利、特定されたら他の全員の勝利となるので、インサイダーは答えをいきなり言うのはもちろん、露骨に誘導するのも危険なのです。

というわけで、後半は若干人狼的ですが、これは協力プレイと推理が一緒になっていてしかもプレイにかかる時間は短く脱落もないので、人が集まったらぜひやってみたいと思います。

次は、同じオインクゲームズの『STARTUPS(スタータップス)』を遊んでみる、です。
 HOME