ゲームマーケット2017春の戦利品を眺めたり遊んだり

.21 2017 未分類 comment(0) trackback(0)
ゲームマーケット2017春に参加してきました。もともと行く予定はなかったんですが、直前に手伝いがほしいという話で行くことに。いつもは注目ゲームも調べておくんですが、今回はまったく事前準備なしの参加でした。それでも、会場を回れる時間がもらえたので色々と見てくることができました、ほくほく。

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今回のゲームマーケットでの戦利品。

「CHRONO BLAZE」ロボット物のカードゲーム
「PACIFIC GO」ボードゲーム風太平洋戦争ゲーム
「太平洋の土下座」太平洋戦争シミュレーションゲーム
この三つが今回の新作。

「ニューロストレガシー」春イベント限定おまけ付き
「春夏冬中」
「FLEET」ワーカープレイスメント風のカードゲーム。2016年秋の新作
これらは新作じゃなかったのですが、いろいろ気になって。

最初の週末ということで、9Joeも早速いくつか遊んでみました。

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▲『PACIFIC GO』プレイ中

太平洋戦争のシミュレーションゲーム、それも全体を俯瞰した戦略級って、まったくの初心者に対しても一定のニーズが有ると思うんですが、基本複雑なのが多いのでなかなかコレってのが無い気がしてました。
この『PACIFIC GO』は、その点、ユニットの情報をすっかりオミットすることで、ゲームのルールにプレイヤーが集中できるため、初心者に対しても勧められるゲームになっています。太平洋戦争の序盤から終盤までを扱うこと、1ターン中にも交互手番で進んでいくためにプレイ時間はそれなりですが、練習用のショートシナリオもあります。
「囲碁」に見立てられている通り、たしかに、一手一手の指し順が囲碁や将棋にも似て、一手の無駄が全局面に決定的な遅れとなって響いていくようなそんなゲーム感覚がありました。

ゲームマップ上に置かれている木製のキューブ類が部隊を表すのですが、その部隊を移動させたり戦わせたりさせるのに全て資源ポイントが必要。その資源をどう確保・運用するかが、日本軍にとって戦略の要になるんですが、お試しソロプレイではゲーム序盤にうっかりジャワ海の制海権をイギリス軍に奪われてしまい、以後それを取り返すことができずに資源不足から日本軍が敗退となりました。
将棋の14歳の棋士が話題ですが、ほんと計算力の高い若者ゲーマーに是非プレイしてもらいたいゲームですね。

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▲『春夏冬中』プレイ中

秋がないので「あきないちゅう(商い中)」と読むのだそうです。発売はもうかなり以前のようでしたが、推理モノということで価格も手頃だったので興味を持ちました。

ゲームの仕組みは『スルース』によく似ています。他の人の手札の内容に対して質問を行いながら、抜かれている特定カードを当てる、というもの。ただ、スルースと大きく違うのは、1)質問は任意の内容で行える(ただし、質問の形式は決まっている)、2)質問の答えを記録することは禁止、の二点。

実際に三人でプレイしてみたところ、使用するカードの種類や枚数は、スルースより少なめなので、たしかに記憶でプレイできる範囲だしその分手軽。ただ、このタイプの推理ゲームは自爆&脱落式なので、子供向けではないなぁという気もしました。

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▲『ニューロストレガシー』

以前から『ラブレター』と迷っていたのですが、ゲームマーケット会場で特典として「ワンドロー作品ロストレガシー」という自作キットを配っていたので、つい買ってしまいました。ニューの絵柄が良かった、というのもなくはありません。

探索フェイズにて最終的な決着がつく、というのが脱落方式の『ラブレター』との大きな違いらしいのですが、9Joe的には「探索」というフレーバーが気になってました。SF+探索、これ9Joe的には一種のキラーキーワードなんですよ。で、実際、三人でプレイしてみたところ、探索ゲームとしては食い足りなく・・・。『ラブレター』にしておけばよかったんじゃ・・・・という周囲の反応。いや、でもこれイラストがいいよね!ね!ねー!

そんなわけで、次は注目の新作ロボカードゲーム『CHRONO BLAZE』のレビュー、のつもりです。

製作中のゲーム(2017年5月2日)

.02 2017 その他オリジナル comment(0) trackback(0)
気がつけばまたも一ヶ月放置してました。しかもゲームマーケット2017春が目の前に!
もちろんいつものごとく今回も何も間に合っていませんがっ!・・・売り子召喚されたのでゲムマには参加決定!(ひゃっほう!) とはいえ、人がすくまで持ち場待機確実につき、開幕売り切れ御免系はおそらくゲット不可高確率と思われます。もう今回ばかりは、取り置き予約に手を染めようかしら。

昨日あたり部屋を整理していたら『ロボコマ』が出てきて、あらためて眺めていたら制作年が2012でした。まだ組み上がっていないキットが30個分あり、どんだけ放置してたのかと呆然してました。

ロボット 設計&対戦ボードゲーム ロボコマ
▲これは昔掲載した『ロボコマ』の写真

『ロボコマ』は駒さえそろえば商品として組めるんですが、その駒をキャストで作る作業がネック。2年ぐらい前に部屋を模様替えしてから、作業場がなくなってしまって余計に進まなくなりました(単に忙しくてそんな余力がなかったというのもありますが)。型に流し込んだキャストが化学反応で固まる時にでる匂いがかなり強いので、寝室でやるわけには・・・。
なんとか起死回生の方法を考えなきゃなーと思っているところです。

同様に出てきて眺めていたのが、作りかけのカードゲーム『珊瑚海海戦』と、おなじく作りかけのシミュレーションゲーム『慶長出羽合戦』。

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▲これも以前掲載した作りかけの『珊瑚海海戦』の写真

『珊瑚海海戦』は、索敵の要素を持つカードゲーム、というコンセプトで作ってきてまして、だいたいイメージの形にはなっているんですがシステム上の問題(いわゆるバグ)があって、そこで行き詰まっています。そこさえクリアできれば、少なくとも対人テストにこぎつけられるんですが・・・。いいアイデアが降ってくるのを祈っているところです。

シミュレーションゲーム 慶長出羽合戦 マップ制作中その1
▲これも昔掲載した『慶長出羽合戦』のマップ

『慶長出羽合戦』も、なんどか紹介しているA4サイズのミニウォーゲーム。こちらはかなり早くに一旦、ゲームとしてプレイできる形になっていたんですが、あまりにも大きすぎる戦力差を、ゲーム上で理屈だててバランスをとることがどうにもできず、スケールのせいかもとマップをフルマップで作り直したりもしたんですが、結局頓挫。いや、諦めました。やっぱり、シミュレーションゲームを作るのは難しい! 悪いのは全部長谷堂城のせい!(?)

それにしてもブログに最初の記事を上げたのが2010年。7年もたたないとボツにできないとはどんだけ諦め悪いのか・・・あらためて自分の程度に笑いがこみ上げます。

魔の罠の地下迷宮 プレイ中
▲製作中の『魔の罠の地下迷宮』の写真

他にも未完成といえば、一応今制作途中の『魔の罠の地下迷宮』も入るかな?
これ、現在バージョン4.4のテストをしてまして、いちおう制作進んではいます。ゲームとしては問題なく出来上がってきたので、バージョン4.0の時点で一度ルールブックも書き上げたのですが、「どうにもなにか物足りない」という気がして、現在改良中なのです。
ゲームって「1〜2回で満足」「4〜5回で満足」「10回以上あそべる」ぐらいの三段階あると思うんですが、自分の手応え的には『魔の罠の地下迷宮』は今その真ん中。これをなんとか10回まで持っていきたいと欲を出しています。とはいえ、手を加えるとすぐに複雑になったり、難易度が上がったりするので、ほとんど一進一退。けれど電車の中だろうがどこだろうがいつアイデアが降ってきてもいいように、サンプル毎日持ち歩いています。
ああ、でもグラフィックをどうするかという課題は有りますね・・・

さあて、明日からの連休。頑張って仕上げるぞ〜!(なにを?)


ところで、ゲームマーケットに出店するという野望をいだいてから、これももう5年以上経つわけです。「そろそろ一度ぐらい出展したいなぁ」と思っているんですが、来年大阪とかムリかなあ・・・・

『燃えよ冷戦 』と『しぐさコレクション』を遊んでみる

.26 2017 未分類 comment(0) trackback(0)
ゲームマーケット2017神戸の新作『燃えよ冷戦 〜俺達の終末時計〜』を遊んでみました。
プレイヤー全員は米ソ時代の国の重要人物となって核戦争を回避するために力を合わせる協力型ゲームです。ただし! もし核戦争が起こったとしたら? その場合は、核戦争の引き金を引いたプレイヤーの敗北となり、他のプレイヤーは勝利します。

燃えよ冷戦
▲『燃えよ冷戦 〜俺達の終末時計〜』プレイ中

このゲームでは、「終末時計」というサブタイトルから推測される通り、20分前からスタートする時計を0にしないように、各プレイヤーは考えながら手札を必ず消化しなければなりません。手札には、事件名と消化する時間が書かれていて、「朝鮮戦争」や「中東戦争」などが出されるたびに残り時間がどんどん減っていきます。なかには「ヘルシンキ・オリンピック」「モスクワ・オリンピック」などの消化時間0という平和的カードもあり、できればそういうカードを切りたいところですがいつも手札にあるわけではなく、またそうしたカードが使えなくなる「オリンピック・ボイコット」などのイベントも発生するため、泣く泣く「SSBN」を配備したり、「カストロ」が登場したりして、さらに世界は危機に近づいていきます。そうならないために、イベントを無効にする「外交努力」のカードもあるのですが・・・・

写真では、時間を記録するために近くにあった囲碁盤を使いましたが、TCGのライフカウンターでもメモと筆記具でもなんでもいいのであると便利です。

米ソの冷戦時代を知らない人にはピンとこない事件名ばかりですが、ゲームのルール自体はシンプルで小学生でも遊べます。「ナセルってなに?」「プラハの春ってなに?」と質問する子供に、親が「それはね・・・」と説明しながら遊ぶ知的な時間も一興かと思います。もしくは携帯で検索しまくるか(笑)


ちなみに、この日は同じ徳岡正肇氏デザインの『しぐさコレクション』もプレイしました。

しぐさコレクション
▲『しぐさコレクション』プレイ中

このゲームの設定の詳細は、現物のルールを読んでいただくほうが面白いと思うのでかいつまみますが、各プレイヤーは伝統の「しぐさ」を用いて、堕落した「深海しぐさ」の蔓延を防ぐのが目的です。毎ターン公開される「深海しぐさ」(内容には「怠惰」「嫉妬」「暴食」などがあります)に対抗するのは、伝統あるしぐさ(の中からおそらく厳選されたに違いない)「革命しぐさ」「サイタマしぐさ」「ヴァルハラしぐさ」の三種類!

革命しぐさには、「立てバンコクの労働者よ!(タイ王国によける伝統的な革命しぐさ)」「銃口から政権が生まれる(選挙戦を勝ち抜くために銃器会社から献金を受けるしぐさ)」など。
サイタマしぐさには、「スッゾコラー!(色々長いので説明省略)」「ハイクを詠め(以下ry)」など。
ヴァルハラしぐさには、「小便は済ませたか?神様へお祈りは?」「僕はこの世界に許されていない存在だから」など、どこかで聞いたような有名なしぐさが並びます。

深海しぐさとの勝負は、それぞれのしぐさの「伝承者」数で決まり、伝承者数の多いほうが勝利します。そして勝利した場合、その伝承者数が最終的に得点になります。
ただし!
ゲーム終了時に勝利するのは、伝承者数のもっとも少ないプレイヤー! 「伝承者が少ないほうが、より貴重な「しぐさ」の流派であるのは歴史的にみて自明(ルールより)」だそうで。

いかに点数を稼がないか(しかしまったく稼がないと負けになる)、という変なゲームですが、カードテキストが秀逸なのでネタに一度は仲間内で遊んでいいゲームだと思います! 安いしね!


さて、いよいよ次は『Panzer Witch』(ボンサイゲームズ)の予定です。

ゲームマーケットのゲームをプレイしていて思ったこと(2017年3月18日)

.24 2017 未分類 comment(0) trackback(0)
『燃えよ冷戦』の予定でしたが、ちょっと変更して今回ゲームをプレイしていて改めて思ったこと。

書かれている対象年齢が、上はともかく、下は正直かなり無理があるのが多いな〜ということ。

今回10歳の子供に10歳から、8歳からと書いてある同人ゲームのルールを見せて、「読める?」と聞いてみたら、学校で習ってないという漢字が頻出で、読めても意味はわからないと話してくれました。購入するときに、特に年齢の低いお子さんがいる親は、対象年齢をかなり気にすると思うんですが、結構あてになりません。

もちろんまったくいい加減ではないと思います。おそらく、インストはもちろん、点数計算、細かな細則の確認や処理とかはほぼ大人がやるという前提で、ただゲームに参加は可能というレベルでプレイ可能年齢を設定しているのでしょう。が、それだと「子供同士で遊んでね」とは言えないゲームもあるでしょう。

9Joe的には、対象年齢10歳、8歳からというゲームに関しては、ルールやチャート、カードなどの漢字については注意しています。また、最初のインストはともかく、その後は対象年齢内で教えあってプレイできることを基準に、年齢設定したいと思っています。ルールの字の大きさとかも気にしています。漢字によみがなをふるのは、正直かなり面倒くさいんですけどね!

さて、次回こそは『燃えよ冷戦』です。

『星を渡る』(Spieldisorder)を遊んでみる

.22 2017 未分類 comment(0) trackback(0)
ゲームマーケット公式ブログで写真を見かけ、SF好きの9Joeとして注目していた『星を渡る』。星座のカードとすごろく風のトラック。〈その「彼」が★に還る日がやってきました。(中略)一番上手に「彼」を★まで飛ばせるプレイヤーは、いったい誰?〉というキャッチフレーズ。これは宇宙旅行の雰囲気を感じさせてくれるゲームではなかろうか? という期待感で購入しました!

さて、開封後セットアップしながらルールを説明していきましたが、途中幾つか障害に遭遇してスタートは断念。一度休憩を入れてから再度ルールの解読を開始しまして、それからようやくプレイにこぎつけることができました。

ゲームマーケット2017神戸 星を渡る
▲『星を渡る』プレイ中

非常に珍しい、というか奇特な設定。まあ、恐れずに言えば、「クレイジー」である。プレイヤーが5次元人、というあたりはともかく、星座カードを手に入れるために使うコーヒーカード、プレイヤーの優先度を決定するための基準となる等級をアップするためにつかうヒトデとか。9Joeの薄弱な想像力にこれでもかとダメを出すかのような設定に笑わにはいられません。このあたり『らあめんだいすき、小杉さん』http://9joe.blog39.fc2.com/blog-entry-777.htmlにも通ずるものがありますが、もはや思考の中で再現できる領域を超えていました、この設定。

星座カードのデザインや、そこに載っているデータ、また夏の大三角などの点数設定などが、星々に感心ある人にはたまらない感じで、カードを見るだけでもニヤニヤすることは間違いありません。ちなみに、プレイするときはそこそこ場所をとるので注意です。

さて、次は『燃えよ冷戦』(徳岡正肇)です。
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